古民家の素敵暮らし

皆さんこんにちはぁ♪

今日も鳥栖はすごいいい天気です。

暑くて昨日から半そでです。

昨日から鳥栖は少しずつ、日常を取り戻しているようで

お店も少しずつあいてるお店も増えましたし

車も多くなりました。

先日、古民家のリフォームをして素敵ライフをお過ごしになっているMさんから

仏間のふすまの表装、仕立て直しを依頼されました。


魅せるふすま

先代さま、もしくは先々代様、が

ここにこの書をふすまに表装されることを決められて

その当時の表具師さんが表装をされてから。

それからいったいどれほどの時間がたったのでしょう。


いったい、何十年の間、 もしかして100年以上?

この書は、このふすまを飾ってきたのだろう、 

いったい、どれだけの人の目に見つめられ、 賛美の言葉を浴びてきたのだろう。

このふすまの前で

お茶をしたり

お話をしたり

このお部屋は仏間ですので

お経も読んだことでしょう。

何気ない毎日を過ごした過去の風景が

見えてくるようです。


そして

時を経て。

現在のオーナーさまがリフォームをされ

再び息を吹き返したこの古民家は

あまりにも素敵で・・・。


まるで博物館のよう!!

Mさんにも大変喜んでいただけました。

本当にまるで博物館。

開閉のためだけの、カーテン、としての役わりのふすま、ではなく

ご先祖さま代々から伝わる、「魅せるふすま」なのです。

キャンバスです。

ふすまのふちが、額、なのです。

そして、ふすまそのものが「作品」であり

「芸術」なのです。


歴代の方たちの想いを継ぎ、

こうしてまた新たな人に感動を与える・・

素晴らしいことですね。

こうしてまた次の代へ・・継がれていくのでしょう

神聖な気持ちになりますよね。


おうちの中とは思えない、

何とも言えない世界を醸し出しています。

重みも、想いも感じますし。

それになんといっても

この古民家ならではの。

柱の色ですよ、これがすべてに効いてますよね。

バリ風なアジアンテイストともちょっと違う、

日本の古民家の独特のコントラスト。

白い壁にこの黒っぽい柱。


こんな素敵暮らし

いつかしてみたいなぁーーー。

とため息が出ます・・・。


この写真ではとても美しく、

古民家風、に見えるだけかもしれませんが

このおうちは

古民家風とかのなんちゃって古民家ではなく、

本物の古民家ですので、

仏間の枠も、その家の歴史とともに、しなっており

普通にただ立てつけるだけではふすまは開閉ができません。

それを計算して仕上げましたが

お納めしてからやはり開閉が困難だとお電話をいただきましたので

また持って帰ってきて微調整をさせていただきました。


このように、古い建物の場合、柱が沿ったり、傾斜が出てきたりします。

それはそれで、当たり前なのです。

好みによっては、すべてを建て替える、というのがお金もかかりますが

一番そういった問題を解決するには早道です。

でも。

私たち日本人には、日本人の知恵があります。

コンクリートではない日本の家。

そしてドアではないふすま。

それは、たとえ少々枠に傾斜があっても

それにあわせたふすまをたて合わせることができます。

なにか、どこかがおかしいからといって、すべて新しくしてしまわなくても

柱を直さないでも、開閉することができるようにする、それが表具師のお仕事のひとつです。

これは別にふすまに限ったことではなく

板戸などは結構しょっちゅうあることです。

板戸があけにくくなった、それだけでもご遠慮なくお電話ください。

当店の一級表具師がうかがわせていただきます。



古民家大好きです♪ 

いずれ どこかの田舎の小さな古民家で のんびり暮らしたい・・・

 そういえば関西の「よ~いドン!」という番組で

 あいちゃんが 「田舎暮らししてみたいわぁーー」といって 

田舎のおうちや古民家の売り物件を紹介しているコーナーがありますが 

その番組が大好きなんです♪ 「あい LOVE 田舎暮らし」 

今もやってると思うんですけど、どうかな? 

九州でもこんな番組っていうか、コーナーやってほしいなって思います 

ちなみに九州の番組で面白いと思って時々みるのは 

「あなたの願いかなえます」 

ナンデモ特命係「発見らくちゃく」でーーす。


藤本表具店

鳥栖のふすま、和室はお任せ♪ 創立125周年を迎えた歴史ある表具店です。 佐賀県鳥栖市桜町1238-8 藤本 久 tel 090-5934-4467 e-mail kaotokabosu@yahoo.co.jp

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