おかあさん、いつもありがとう

今日は母の日です。

鳥栖はすっごくいいお天気です。

日ごろの感謝をおかあさんに伝えるには最高のお天気になりました。


当店の店主のおかあさまは今年の八月で90歳になられますが

デイケアに通うようになってますますお元気になって嬉しい限りです。

本日はそんな店主のおかあさまの大好きなくら寿司のお寿司セットを予約していたので

お渡しするときにお花やさんで買った一束の小さなカーネーションを添えてお渡ししたら

大層喜んでいただけたので良かったです。

お花やさんは母の日で大変混んでいて

小さな子供もカーネーションを一輪持っていたりして

イベントと人の気持ちが一致している記念日ってすっごく良いなぁなんて思いながら

花屋さんの列に並んでいる間、人並ウォッチングなんかをしたりしていました。

人はみな、おかあさんから生まれてくるんですものね。

一束のカーネーション

店主のおかあさまは

店主から受け取ったカーネーションを見たときに

母の日ということに気づいたのか、「あ、今日は・・」とカレンダーを見たあと

少し照れて

「おかあさんらしくなかおかあさんばってん、ありがとうね」。


この言い方がとてもね、

店主のおかあさまらしい、言い方で。

「おかあさんらしくなかおかあさんばってん」

いえいえ、店主を含め四人ものお子様を生んだおかあさまは

立派なおかあさま。

子を産むということがどれほどすごいことか。

私は残念ながら子供を産むことは出来ませんでしたので余計に思うのですが

子供を産むということは、ただそれだけで素晴らしいことだなって思えます。

子を持たなかった自分は、結局大人になりそこなったまま、時が過ぎていってる。


母の日。

世の中のおかあさまみんなが

今日は楽しまれて素敵な一日をお過ごしになっておられますように♪


店主のおかあさま

一束の、小さいカーネーションでごめんなさい、でも気持ちはいっぱい入っています。

「いつもありがとうございます」


私のおかあさん

カーネーション送れなくてごめんね、でも気持ちはいっぱいあります。

「いつもありがとうございます」

電話で声だけですが聴けて良かったです。


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温故知新

本日店主は巻子(かんす)の作業中です。

こちらはまだ完成ではありません、途中です。

しかしいつもながら巻子(かんす)は美しく、みやびだなぁ~と思います。

こんな風に文(ふみ)を筆で書き、巻物にして送りあう世界が

今この現代でも、実際に存在しています。


温故知新。

古きをたずねて新しきを知る、

若い人たちには是非やってほしいものだなぁ、巻子(かんす)、巻物。

インスタ映えするーーなんて言って新しい文化として栄えてほしいなっ、書の道。

句や文の送りあい。。素敵だなぁ。


今はパソコンやスマホなどを使って文字を書くこと自体がもしかしたら少ないかもしれないけど

巻子(かんす)の美しさ、書の美しさ・・・

和の文化のひとかけらくらいしか私にはお届けできないけど、

一人でも多くの方が興味を持っていただけたらなって思う次第であります。


”巻子【かんす】というのは、帯状に裁断した紙や絹織物に文字を記したり絵を描き、その巻末に円柱状の軸木(巻き芯)を取り付けてくるくると巻いたもの”

すなご(砂子)

七夕の歌で皆さんご存じの「おー星さまキラキラーー金銀すなご」♪

の、「すなご」って何かわからず歌ってませんでした?

(私は少なくとも知らずに歌ってました(笑)ん?私だけ??(笑))


「すなご」です。漢字では「砂子」と書きます。

金箔や銀箔を細かい粉にしたものを意味します。

オシャレな色紙やふすまについている金銀の粉、でピンとくるかな?


七夕の歌の「お星さまきらきら 金銀すなご」は

 夜空に横たわる天の川を、金箔銀箔にたとえているそうですよ♪

ちなみに「のきばにゆれる」の「のきば」は

 漢字で書くと「軒端」となり、軒(のき)の先端を指します。

軒とは、家の屋根のうち、壁よりも外側に突き出ている部分になります。

要は「屋根の端っこでささの葉がゆれている」ということなんです♪

七夕まであと二か月、金銀すなごのような天の川が見れるといいですね♪

巻子の完成が待ち遠しいですぅーーーー♪


巻子(かんす)、巻物にご興味ある方はお気軽にご相談くださいね♪


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本日のおすすめスポット「大興善寺」

「大興善寺」のツツジ園

住所は佐賀県三養基郡基山町大字園部3628

75000平方メートルもある本堂の裏山がツツジ園になってるようです。

鳥栖から車で20分程度のところです。

ツツジ園が素晴らしいと聞いて、先日の晴れた午前中に行ってまいりました。

ツツジの満開は過ぎていたようですが

それでも素晴らしかったので

満開の時期はさぞかしすごいのだろうなと思いました♪


ツツジ山を上って歩くこと40分ほどの周遊コース?みたいな感じになっていて

全体を見るには更に30分以上はかかると思われます。

杖が置いてありますので、自信のない方はぜひ上がる際には杖をお持ちください。

杖は駐車場にあります。(途中でも一か所置いてあります)

思っているより私にはきつかったです。休み休みの山歩きでした。

京都に立木観音という、すごい階段数で(約800段)のぼるのに大変な有名なお寺があるんですけど

そこを思い出しました。(立木観音に比べたらこちらのほうが楽ですけど)

途中に休憩用の椅子がこちらのお寺にもちょこちょこあります。

ここが一面ツツジが咲くなんてすごいですよねっ。

写真では葉が多い感じですが、実物はもっと花が咲いていて素敵でした。

でも、ここはさすがお寺だけあって見ごたえ十分。

どこを見ても美しい景観で・・・ほんと素晴らしかった。

佐賀の空は本当に美しい。

青空はどこまでも青く果てしなく。

まるで絵の具で描いたような色合いなのです。


お猿さんは神の使い

周遊コースを歩いていますと、なんと猿回しをやっておられました。


お猿さんは、神の使いといい、大変縁起のよいとされていて。

「厄災が去る(猿)」「何事にも勝る(ま猿)」というそうです。

厄災が去る、なんて今の時期にピッタリですよね。

早くコロナに去ってほしいと願いつつ席に思わず座りました。


「にすけ」さんがお猿の「さんすけ」を上手に演技させています。

↑逆立ちして歩いていますよ。

まさか、ツツジを見に来て猿回しが見れるとは思いもしませんでした。

こちらのツツジの満開の時期には遅すぎたようでしたが

こんな素敵なイベントを山歩きの途中で見ることが出来て、すごくよかったです。


このコロナの中、

「もう猿回しができなくなるかもしれない」

「もう皆さんの前で演じることができなくなるかもしれない」と思いながら

にすけさんはさんすけくんの練習をし続けたそうです。

にすけさんのお話も大変上手だし、さんすけくんもとても一生懸命に演技をしていました。

ショーが終わり

深々とお辞儀をするさんすけくん

料金は見終わった後の「おひねり」制度(笑)です。

更に深々とお辞儀をします

こんなに深々とお辞儀をする人はいないですね(笑)

さすが神さまの使いは礼儀正しいです。

15分程度のショーだったですが、充分楽しめましたし、よい休憩にもなりました。

大興善寺のツツジ山の道を案内通りにいけば、さんすけくんにまた会えるのかな。


お猿さんが神の使いだなんて知らなかったので

会えてとっても嬉しかったです。


「厄災が去る」

本当に本当に。

コロナが去り日本に早く平常が戻りますように。

ツツジが浮かべてあるなんてお洒落ですね♪

いろんな場所にちょっとした心遣いを感じます。

気持ちも洗われそうです。

水車なんかもあったりして・・・

ほんとにお洒落だし、景色も素晴らしかった。

基山といえば鳥栖とは本当に近い場所。

是非また次は紅葉の時期に・・・と言わずとも

この少し険しい遊歩道を歩きに、そして景色を見るために来たいなって思いました。


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佐賀という県は

バルーンフェスタというイベントがすごく人気ですが

そのほかにもいっぱい、良いところがたくさんあります。

コロナが落ち着いたら

沢山の方にいっぱい来ていただきたいです。


そして私は

地味に地味にこれからも少しずつ

佐賀を知っていきたいです。

佐賀のキャッチフレーズが「佐賀を探そう」でしたっけ?

まさしくそれですね。

地味に探しましょう、佐賀を♪

遠くにいかなくても。

名所認定されてなくても。

自分のお気に入りの場所、探していきたいと思います。


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コロナのニュースが絶えない今日この頃

厄災が「去る」話題を母の日に鳥栖より提供させていただきましたぁ♪


ではでは

またねっ♪

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