今日からツイッターをはじめました。
つたないツイッターですがよろしくお願いします。
@rikyu_dou
です。
このレリーフは
鳥栖文化会館がオープンした際に
書の大師匠が書いてくださった当店の屋号を
某工業系の大学教授さまに
当店三代目が依頼して、
当時新しい技法でレリーフにしていただいたものです。
「利久堂とは。」
「利」は二代目店主
「久」は三代目店主の
名前の一文字をとって利久堂、といいます。
戦中、戦後のドタバタの際も
三代目が提灯を作ったり凧を作ったり
和紙でこいのぼりも作っていました。
当時はこいのぼりを作る材料が手に入らず、
紙のこいのぼりでも、大層喜ばれたそうです。
まだ絵の具が乾かないうちにでも、お持ち帰りになられるお客様も
いらっしゃったそうです。
大変貴重だったんですね。
広げたら今のこいのぼりと変わらず3mから5mくらいの
大きさです。
三代目は当時にしては珍しく
ハイカラで、バイクにも乗り、ハンチング帽をかぶる一方、
大学生のころからお店の経営とお仕事を頑張ってこられた方で
弟子からも家族からも尊敬されている方です。
今でも奥様である四代目のお母さまは
「”おっとう”はかっこよかったもんねぇ」
とことあるごとに思い出しながら微笑むのです。
和紙は、日本人の生活にもこうやって
長きにわたり
密接にかかわってきました。
ぜひこれからの方の世代の方にも
日本人の歴史や心を
もっと知っていただきたいなあと
思っております。
寒いけど、風邪ひかないように
してくださいねーー。
0コメント