竹釘

みなさまおはこんばんちは☆

藤本表具店のブログ担当のkです♪


本日は竹釘について少し。

竹釘って???

竹釘で調べてみますと


「竹を削って作った釘。指物などに用いる。」


とありますが

当店ではふすまの新調のときなどに

骨を組み立てる際などに主に使います。



竹釘というのは太さや長さは色々ありますが

分かりやすく言えば、おでんの串。

串のように長くはありませんが、片方を鋭利に削っている、おでんの串くらいの細さのものから、女性の方が使われるお箸くらいの比較的太さのあるものまでいろいろあります。

鉄釘だと経年とともにサビが浮いて朽ちてしまうのですが

竹釘だとそれこそ、何百年と持つこともあります。


竹釘は、真竹から1本づつ手作業で削ります。

頭になる部分を上に、竹の根本の方向に向かって尖らすなど、製作工程にも使い勝手の知恵があるようです。

古民家などでは、1軒の家で数百から数千の釘が必要だったりすることを考えると、

大変な手間と作業だったことが伺えます。

竹釘は、家屋を長く生かすために

素材の特性を存分に生かすための、古くからの和職人たちの知恵の塊と言えましょう。


当店では、そんな古からの知恵の塊である竹釘を

新調のふすま等には用いて

お孫さま、いえ、その次の代まで長く持っていただくように

決してお客様には見えない場所にも

こうした配慮をしてお仕事をさせていただいております。

(骨のときに使うので、ふすまが完成しますと、縁を打ってしまうので

外からは見えなくなってしまいます)

「丁寧な仕事が自慢です」

店主のおとうさまの時代に

電話帳の当店の宣伝のコピーとして使っていた言葉ですが

この言葉をおとうさまから受け継ぎ

今日も店主は静かに作業をしております。


少し口下手な店主ですが

大学卒業してからこの道ひとすじの和職人。

お気軽にご予算やご希望など

ご相談くださいませ♪

お電話お待ちしております♪



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秋は夕暮れ


鳥栖の真木町あたりの今日の夕暮れの模様です。

秋の雲が厚く

空を覆っています。

そして夕陽がそれを照らしています。


昼間は真っ青だった鳥栖の空。

一日で何度も表情を変えます。

明日はどんな顔をみせてくれるでしょうか♪

素敵な笑顔だったらまた皆様にお届けしたいと思います☆

それでは今日はこのへんで☆

どうぞお体にはお気をつけてお過ごしくださいね♪

夜は少し、エアコンが寒くなりかけていますよ。

お風邪などひかれませんように☆


ではでは☆


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藤本表具店

鳥栖のふすま、和室はお任せ♪ 創立125周年を迎えた歴史ある表具店です。 佐賀県鳥栖市桜町1238-8 藤本 久 tel 090-5934-4467 e-mail kaotokabosu@yahoo.co.jp

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