皆さまこんばんはぁ(^^♪
今日はふすまの「うけ」という作業のお手伝いをしました。
普段おうちに貼ってあるふすまでは普通の方はほとんど見ることのない、
ふすまの下地、それがうけ紙です。
このうけ紙の袋ばり作業のお手伝いをしました。
このうけ紙は、通常のふすまサイズですと、裏表3段ずつ、
ふすま一枚につき計6枚のうけ紙を貼ります。
とっても薄い紙で、ベージュのような色をしています。
私は、店主の弟子、というほどたいそうなものではなく、
「てご」という役割です。
「てご」というのは、「もうひとつの手」という意味です。
わたしは
このうけ紙を店主がふすまにはるための、
うけ紙の周囲に「のり」をつけ、水分を含ませる、という作業のお手伝いをします。
貼る作業はもちろん熟練の店主がします。
一生懸命、やっているんですが、ちょこちょこ店主に直されます(笑)
少しは上手になったと自分では思ってるんですが、
はけの持ち方も、本当はもう少し下を持ったほうがいいらしいです。
ふすまを貼り替えるときには、ふすま紙を選びますよね。
そのふすま紙を、よりよく見せるための、
この下地作りこそが、
実はふすまを貼る作業の中で一番時間と手間を要する作業なんです。
この「うけ紙」を貼らずにふすまを貼ってしまいますと
次回に張替をする時が、金銭的にも高くかかりますし、
見栄えも、ふすま紙の下が透けてみえたりなどします。
目にみえないもの。
目に触れることはないもの。
実は周囲に沢山あると思います。
ふすま紙のように、部屋を美しく彩ることはできなくても、
皆さんのおうちのふすま紙をより美しく見せているのは
このうけ紙がしっかり貼られているからなんです。
おっとこんな時間になってしまいましたので
今日はここまで(^^♪
毎晩寒いけど、
だんだんあったかくなってきましたね。
それでもどうぞ皆さまご自愛くださいませ。
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