皆さまこんばんはぁ(^^♪
本日は、古い絹本と一緒になんと、「美術日報」の「昭和5年の1月1日」が出てきたので画像をアップしますね。
昭和5年。しかも1月1日の元旦の新聞なんて、ちょっと縁起がいいと思いませんか?
今が2016年なので、1930年のこの新聞は、86年前のもの、ということになります。
美術日報には、そのときの美術界の記事が載っています。
作品展の詳細や結果が載っています。
美術展の紹介も多く載っています。
下の画像は、百貨店の「三越」の宣伝です。
現在の広告とは一味違った、風情のある広告ですよね。
わぁ、すごいね、と私が店主にいいますと、店主がいうには
よく古い新聞はこうやっていろんなものから出てくることが多いけど
よくよく見かける広告は実は実は実は!!!意外にもというか納得というか・・
あ。の。!!
知る人ぞ知る、いえ
知らない方でも全く知らないわけではなく聞いたことくらいはある名前。
「イチジク浣腸」の広告なのだそうです。
どの時代にも悩みの種だったのだろうなぁと、
古からの国民の悩みだったに違いないと店主が熱く語っていました(笑)
もしかしたら本人愛用してたりして(どうなんでしょうね(笑))
この美術日報昭和5年元旦版も写真に撮るにはなんとかとれますが、持つともうすぐに敗れそうな感じです。
でもこの色味にはすっごく歴史を感じますねぇ、自然にセピア色に焼けた新聞。
86年という時を越えてまさに本日見つかった美術日報。
こんな時代を超えたものを見たときには本当に
なんといいますか、誠に薄っぺらい言葉で恐縮ですが、感動します。
どの時代にも人は懸命に生きていたこと、
作品を作り、作品展をし、大手会社は広告を出すという現在と同じことを、
この時代でもやっていたという、その不思議な時の中にある思いに
しばらく身をゆだね、自分なりに思いを馳せてしまいます。
厳粛な気持ちになります。
よく残ってくれましたね、美術日報さん。
よく発見できたね、しかも元旦のもの。
ばらばらになる一歩手前で。
顔を出してくれてありがとう。
きっとこの当時のお正月には沢山の方が見たはずのこの新聞を
今、見せてくれてありがとう。
86年前の元旦に赤酒を飲み「あけましておめでとう」と言い合っている中、
この新聞はその光景をきっと見ていたんですよね。
今年も頑張れよ!と
励まされた気が致しました。
また新たな気持ちにさせてくれてありがとう。
今日はあいにく雨で自分の影は確認できなかったけど
少しだけ上を向いて、私も歩きはじめたいと
今日さらに思いました。
追伸★
先日1月13日の記事にて「佐賀大社」と書いてしまったのですが、「佐嘉神社」の誤りでした、
記事を編集しようとしたのですが、なんだか記事が消えてしまいそうだったので
こちらにて訂正させていただきます。
もう勝手に思い込んじゃってて、確認しないで佐賀大社と書いちゃったのです、
申し訳ありませんでした。
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