ふすまの下準備

皆様こんばんはぁ♪

藤本表具店のブログ担当のkです♪

今日の鳥栖は、午前中からお昼間までは何とかもっていたんですけど、

夕方からとうとう雨になりました。

今も降り続いています。

当店ものぼり旗をしまいました。

かけていたサザンのCDもいつのまにか切れて

店主さまと私だけがいる当店の作業場は

店主さまの足音や、作業の音のみが響いています。

いつもながら、静かな静かな作業場です。

時々は話をしますけれど

基本的には仕事中は店主さまは無言の人なので

できるだけ話しかけないようにしています。


今日はふすまの下準備。

新しいふすま紙を貼るのは一番最後。

それまでにうけ紙と呼ばれる

ふすまを透けにくく、また、強くもなり、

次の張り替えの作業もやりやすくなる紙を貼ります。

店主さまのてご(弟子のような存在。”もう一つの手”)の見習いである私が

たったひとつお手伝いを許されている作業になります。


うけ紙を貼る「のり」をつくるのはもちろん店主さま。

ふすま用の「のり」を水で薄め、適度な濃度に調整します。

当店では、ふすまや表具の作業には、井戸水を使っています。

仕事で腕を使いまくるので

ひじを痛めやすい店主さま。

うけ紙をはる店主さま。

刷毛さばきが芸術のようです。

私が許されている作業は、

うけ紙のすみに「のり」をつける作業です。

「のり」の固さの調整なども非常に微妙ですが

少しずつ、自分でできるようになってきました。


うけ紙は今回の場合ですと、

一枚のふすまに片面3段、両面ですと合計6枚貼ることになります。

皆さんのおうちのふすまも、

表面に貼ってあるふすま紙だけじゃなく

こうした手間が加わって、透けにくく、丈夫な仕上がりになってます。


表具屋さんでは(というか当店だけかも??)

お弟子さんのことを「てご」と呼びます。

「てご」とは「もう一つの手」という意味です。

言葉に出さなくても、手助けするべきことが分かっている人じゃないと「てご」にはなれません。

なので私はずっと「てご見習い希望」と店主さまに呼ばれています。

せめてうけ紙の「のり」の付け方だけは完璧にこなせるように

これからも精進したいと思っております。

”黄金の右”

店主さまが、うけ紙の糊つけの際、冗談で私にいいます。

「”黄金の右”をふるってもらってもいいかな?」

「よしきた♪!」


んんんん???

わたし、うまくのせられているかな???(笑)


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明日はホワイトデー

明日はホワイトデーですね♪

大好きな人からお返し、かえってくるかな??

昔はエビ鯛チョコレート、なんて言葉もありましたね。今はそんなことないんでしょうけど。

(エビでタイを釣る、要はバレンタインのチョコでホワイトデーに高価なお返しをゲットする)


私はここ何年も、ホワイトデーに何かをもらったことはございません(笑)

でも今年くらいはお菓子かケーキでも

店主さまと買いにいこうかな??


皆様も明日は素敵なホワイトデーをお過ごしくださいね♪


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それではまたね♪

雨はいつのまにかやんだ模様です。

明日は晴れるといいな。


春になった実感。

上着を時々脱いでいます。

暖房も時々消すようになりました。

こうして春が本格的になっていくんですね。

こないだまで、小さい春を見つけていたけれど

今は春がいっぱい見えてきていますね。

これから咲く春のお花も楽しみです。

沢山のお花の写真を今年も撮っていきたいと思ってます♪

ではではまたね♪

皆様お体にはお気をつけてくださいませ♪


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藤本表具店

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