皆様こんばんはぁ♪
藤本表具店のブログ担当のkです。
全国的に梅雨もあけ、各地で暑さがすさまじいことになってますが
ちゃんと水分とって、適度に涼んでご自愛下さいね。
当店の暑さも尋常じゃないですけど(寒がりで汗かかない私でも顔から汗が出るほど)
店主も私も
「涼み室」(夏だけの呼び方)と呼んでいる愛車で、エンジンをかけてエアコンの風にあたり、適度に涼むようにしています。
ご近所さまからしたら、きっとおかしな光景だとは思うんですけど、今のところ一番効果的なんですよ。
そんな夏の午後、出来上がった美しい箱を持って
ご依頼されたお客様の配達に福岡県へ行ってまいりました。
福岡でも、博多などの大都会のほうではなく、少し山のある自然豊かなところです。
真田紐(さなだひも)
主に巻子(かんす)などを入れる箱にしたいとのことでしたので
とれてしまっていた箇所には真田紐(さなだひも)を使って仕上げさせていただきました。
なんとも趣のある文箱です。
材質が木ですので通気もよいと思われます。
真田紐(さなだひも)ウィキペディアより
真田紐(さなだひも)は、縦糸と横糸を使い織機(織り機、機(はた))で織った平たく狭い織物の日本の紐。漢字では「絛紐」(さなだひも)と書くこともある。元々は一重織りで、中を空洞にした袋織りが派生した。材質は木綿・正絹を使う。
主に茶道具の桐箱の紐。刀の下げ緒、鎧兜着用時の紐、帯締め・帯留用の紐、荷物紐等に使用する。
真田紐は、通常の織物の4倍以上の糸を圧縮して平たく織られ、伸びにくく丈夫である。そのため重量物を吊ったり、物を確実に縛ったりする際に使う
内張りを、紙から布へ
内張りが紙だったので、破れて、折れた木の部分まで見えていた箱の中も
このように表装させていただきました。
「古さ」もまた美しさ。
古いことさえ「美しさ」の大部分を担っている箱なので、
今後は「美しい文箱」として機能するべく、
かつ
今まで大切にしてこられたそのままのイメージを大きく変えることのないよう
割れがひどい箇所などの修復をさせていただきました。
笑顔の力
お持ちした箱をお渡しいたしましたら、
満面の喜びの笑顔でお出迎え下さり、
そして、さっそくお手持ちの巻子(かんす)を数本奥から持ってこられ
この箱に入れましたところ
まるでジグソーパズルの最後のピースが埋まったときのように、
「ピッタリ納まる」。
って感じで納まったのを見てまた満面の笑顔。
お客様の笑顔は、本当に力になります。
職人にとって、何より嬉しいご褒美なんです。
だから今日は店主も、
福岡から帰ってきてからも相変わらず無言なんですが
無言でも背中が喜んでいるのがわかります(笑)
笑顔の力って、ほんとすごい。
人をハッピーにさせてくれる。
カンナ8号線
帰りに見かけたカンナ。
思わず車から降りてパチリ。
私はカンナが大好きなんです。
それは多分、子供の頃にすごくよく見ていたからだと思います。
子供のころに遊んだ場所や行きかえりに、そこらじゅうで目についていたんですよ。
カンナの花が。赤やオレンジや黄色のね。
ユーミンの歌で「カンナ8号線」という歌があります。
カンナを見るたびに思いだすのは子供のころと、ユーミンのこの歌。
もうずうっと行ってないけど、
カラオケに店主とごくごくたま~に行くと歌っちゃうほど好きな歌です。
九州には国道8号線はないけれど。
代わりにこうやってカンナが咲いているから良し♪です。
あ、店主は、いつもは無口なんですけど、カラオケは結構上手なんですよ♪
意外でしょ?(笑)
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今日は暑かった割には雲の多い一日でした。
明日は過ごしやすい一日になりますように♪
ではではまたねっ♪
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