皆さまこんばんはぁ。
今日は屏風のお話しを少し(^^♪
屏風といっても、種類があります。
今回お預かりした屏風はその中でも風炉先屏風と
呼ばれるものです。
”風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)は茶道具の一つで、広間の点前の際に道具畳の向こう側に置く2つ折りの屏風のこと。これを置くことによって、道具を引き立てる意味あいがある。単に風炉先と呼ぶこともある。高さ2尺4寸、片幅3尺5分、五分角、鳥の子白張、蝋色縁のものを基本とし、これを利休形と呼ぶが、実際には多種多様なものがある。なお幅に関しては、利休形は京間の畳に合うように作られており、中京間、江戸間の場合は、その幅にあわせて作られる。”
というのが、一応wikiペディアの引用ですが、
実際の風炉先屏風は、茶道具としてではなく、家の間仕切りとしての使い方をされる方が多いです。
今回お預かりしたのも風炉先屏風です。
二つ折りのことを二曲と呼びます。
現代の家庭では少し珍しいかもしれませんね。
やはり屏風というものはなんともこう、荘厳な感じがいたします。
サイズは横93センチ、縦75センチが二枚、いわゆる二曲の風炉先屏風です。
屏風は紙頂版で二枚をつなげます。
下の画像がその部分になります。
今回の風炉先屏風には、お客様のご要望により、作品を貼った仕上げになっておりますが、
作品を張らずにそのまま無地でもお使いになれます。
昨今ではフローリングや、クロスの壁などもとても素敵で、人気がありますけれど
このような風炉先屏風ですと、洋間、日本間にかかわらず、お使いいただけるのではないかと思います。
新調ももちろん取り扱っておりますので、いつでも気軽にご質問くださいませ(^^♪
こういったお仕上げした屏風が飾られている風景を想像いたしますと、
なんとも感慨深く、
お客様ご本人、またはそのお客様のおうちとかかわらせていただくこのお仕事には
店主は日々勉強を重ね、丁寧に丁寧に仕上げさせておりますので
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
それではまた(^^♪
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